ドメインシャンドン 後編
わたしは基本人が苦手なのかもしれません。
いきなりなにを言だしたんでしょうか(笑)
たとえばこの写真、フレームに人が入ることを極端に嫌います。比較対象のためにわざと入れるときや、どうしようもない場合をのぞいて、人が写っている写真はすくないです、もちろん効果をもとめるときは入っています。
それをご理解いただいたうえで、ここの庭を紹介いたします。
(もちろん極々一部ですが)
そういえばこの辺りでは高い木は見られなかったような気がします。
一面のブドウ畑と芝でふつうに立っているだけで遥か彼方まで見通すことができたとおもいます。
建物の中のにぎわいをよそに庭は しずかでこころが安まります。
似たカットで申し訳ありません。
この写真の向こうに
こんなところがありました。
老夫婦がベンチに腰かけて景色を眺めています。
わたしがいる間一言も言葉をかわさず ただじっと座っておられました。
きっとお二人はおなじ景色をながめ おなじ風に吹かれ おなじ鳥の声をきいて おなじ感動を感じていたのでしょう。
話すことなど必要ないのでしょう。
ツアーで行くことも楽で試飲もできていいのですが、きっとこんな景色は見られないのかも知れません。(けっして否定するものではありませんが)
時間を気にせず気の済むまで庭をながめながら佇んでいることもできます。
どうやら落としどころを失ったようです。なぜかここにきて急にとげとげしくなった自分のこころを、この老夫婦がなだめ 鎮めてくれたような気がしました。
なにか重くなってきましたので、いきなりですが次回予告です(笑)
次回は南半球最大のショッピングモールで時間をつぶしてから前回撃沈したセントギルダーのペンギンさんに再チャレンジです。
返り討ちに合うかどうかお楽しみに~~~
またね~~