ポルコの隠れ家

ヤァよく来たな マァ~座れ。
何様のつもりなんでしょうか(ごめんなさい)

最初のセリフどこで使われているのかご存知でしょうか
じつはお墓に彫ってある言葉だそうです、正面の墓石にこのセリフが
書いてあって、その前に直角に石で作った長椅子が置いてあるそうです。

なに書き始めたんでしょうか、話を旅行記にもどしますと。
前回の予告で悩んでいたタイトルですが「ポルコの隠れ家」にしました


先に書いておかなければならないのが、この呼び名は私が勝手に付けているものなので
これで検索してもおそらくこの場所はヒットしないと思いますので悪しからず。

正確なここの地名は、Loch Ard Gorge(ロックアードゴージ)です
おいカエルつづり間違っているぞっていう声が聞こえてきそうですが無視します
何故かと言うと、これはフランス語らしいです。

このまま訳すと湖(湖畔)の峡谷という意味だそうですが、この場合はLoch Ardという船の名前だそうです。ほんじゃぁGorgeはというと峡谷です。なんじゃこれ意味
グチャグチャ

そんな声がまた聞こえてきそうですが今回は賛成します「意味グチャグチャ

でもこれには悲しい物語があるのです、真偽のほどがわかりませんので簡単に触れるだけとします。
話によるとLoch ard号(乗員17名乗客34名)が深い霧と船長の操船ミスにより沈没したそうです。
この時総員51名のうち2名が沈没から免れたそうです。しかし前回までの画像でお分かりのように高さ45mの断崖絶壁ですので浮き上がって泳いだところで地上に上がることはできません。
文字通り取り付く島もない状態でした。(下の写真でも一目瞭然です)

絶体絶命のなか奇跡が起こりました この二人は断崖絶壁の細い隙間(Gorge)を通り抜け奇跡的に砂浜にたどりつき生き延びたのでした。

説明が長いぞ~と怒られそうですので、この話のGorgeと言われている隙間と砂浜を動画で紹介します

場所は先ほどの12使徒から西へ約4Kmです。目印はLoch Ard Gorge Turn off 300mの道路標識だけです。

左に回り100mほどでT字路にぶつかります、ここを左に進んで駐車場に止めます。ここから悩ましいとこなんですが、とりあえず左に伸びているちょっとだけ広いみちを進んでください。
下の地図ですと赤い線に沿ってください


矢印に行く途中の写真です



そして矢印からの眺望がこの写真です


この画像は4枚の写真を合成処理してパノラマにしておりますので実際とは若干違うことをご了承ください

大迫力ですがどことなくはかなさを感じます。波に浮かぶ泡沫(うたかた)とでも言いましょうか。

オットここの名称を書くのを忘れていました、ここはThe Razor back(レザーバック)といいポートキャンベル国立公園の中です。

参考までに下の写真をご覧ください、これはアリゾナ州セドナで撮ったものですがなんとなくこちらの方がどっしりしているように感じます。
たぶん片や荒れ狂う波・片や吹きすさぶ風、それぞれ浸食するものの違いでしょうか


これも合成処理した画像です


さて今回のタイトルにもあるように「ポルコの隠れ家」は と言いますと先ほどの地図で黄色い線に沿って行くと階段がありますのでそこを降りて行きます。
(意外と見落としますのでご注意ください)

宮崎駿監督の「紅の豚」の主人公で「飛べない豚はただの豚」のセリフが頭に残っています。(笑)
そのポルコが隠れ家として使った入り江のモデルではないかと言われているところです。

宮崎監督はこの件に関してなにもお話になっていませんので真偽のほどは不明です。

私自身は舞台の街がクロアチアのドブロニクと言われていますし、海の感じは波の穏やかなアドリア海または地中海ですのでポルコの隠れ家はここではなくギリシャの
ザキントス島じゃないかと思っています。

でもねこの砂浜でひげ面にサングラスのポルコが、たきびの前の椅子に寝そべっていてほしいとも思います
ただここの波の強さは半端なく、飛行艇ではとても入って来れないと思います。


ここがGorge(峡谷)と呼ばれる所以のところです。

ぼちぼちここを切り上げて次のところへ向かうこととしましょう。

それでは恒例の次回予告です(笑)
予定ではこのあと直接ポートランドへ行くつもりでしたが、変更してロンドンアーチに寄ることとしました
だんだん危険が迫ってきました(なんだろう?)

今回もお読みいただきましてありがとうございました。

次回 ロンドンアーチに寄ってみた~ お楽しみに

じゃぁ~これにて  See you~~!^^

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