ムフフ~のランチ 前編

いらっしゃいませ~~ ご注文は何になさいますか~~
ランチのお話のつもりですのでついつい のってしまいました。

ここメルボルンをトラムでショコショコと移動しましてフリンダース駅近くまで行きますと、相変わらずの人だかりでにぎやかなのですが、ン?なんか変だぞって思わされました。

何がってわからないのですが、なんか様子が変なんです。

そんな感じを抱きつつ路地を抜けてブロックコートの方へと足を進めていきますと、前回はすれ違って歩くのも大変なくらいの人だかりでランチを食べるのも大変だった路地が、もちろんそのまま残っているのですがやけにスムーズに歩けるんです(笑)


あれ~人が減ったなぁ~と思い時間を調べてみると今回は14時 前回は13時と一応ランチタイムはズレてはいるのですが、それにしても違いが大きいと思って前に並んで買ったクロワッサンサンドの店を探すと・・・無い・・・コーヒーの店もここにあったはず・・・無い じゃスープの店は・・・無い・・・。店が変わっていたり閉じていたりして面影が若干ですが変わっているのです。

栄枯盛衰とまで大げさに言いませんが移り変わりが激しいことに驚かされました、たった十カ月ですもんね。

気を取り直して先に進みましょう。今回のお目当てはこれ・・・


この写真だけでお分かりいただけるでしょうか。

もうちょっとあげてみましょうか


どんどん出しちゃえ 前回の写真も


おまけだ もってけどろぼう ン?


このお店でのランチです。イヒヒ ジュル(おっと よだれが)

前回は行列が長すぎるというか、ここにたどり着く前にランチを食べてしまいましたし、写真をご覧いただくとお分かりのように値段の書いてないショーケース。

いたって小心者の私は 値段が書いてない  めっちゃ高いという方程式が頭の中に出来上がっていますので、垂れかけたよだれを吸い上げて(きったなぁ~)がまんしたのです。

でも今回は違います、小心者の私ではありますが、ランチなら大丈夫・・・かもというなんの根拠のない言い訳とすこしだけ余分に入れた財布をにぎりしめて清水の舞台からぶち落ちたような気持ちで行列に並びました。

途中ふと気が付くと時間はすでに14時30分を過ぎようとしています、前にはまだ4~5組のお客さんがいます、そして列は遅々として進みません。

背筋に冷たいものが走るのを感じました、「やっちまった」このままではランチが終わってしまう。

ランチ  若干でも安い という方程式しか頭にない私はランチが終わってしまったらもう食べられないという恐怖が込み上げてきたのです。

このままではランチ難民になってしまう・・・

そんな時に、お店から店員さんがいきなり出てきて前の組の人となにやら話しております、小さな声ですので聴きとれませんし、英語コンプレックスの私にはたとえ聞こえていてもわからなかったかもしれません。もしも店員さんがスペイン語で話してくれたらとかフランス語で話してくれたらいいのにと心から思いました。

もちろんそんなことはありませんしたとえそうだとしてもスペイン語だろうがフランス語だろうが全く持ってからっきし 全然 自信をもってわかりませんと言い切れますので、結果としては同じなんですけど、なぜかそう祈ったような気がいたします。

さて私のところにやってきた店員さんは一言小声で「ランチ?」って聞いてきました、なぜか舞い上がった私は日本語で「はい」と答えてしまいました、つぎの瞬間「おわったよ~」って言われないかドキドキしていたら何事もなかったかのように次の人のところに行ってしまいました。

何だったんだろうか なんの儀式だったんだろうか なんで聞いたんだろうか・・・ふと思い当たったのがランチのお客さんが並んでいるいる間はランチを続けるつもりなんだという まったくもって自分勝手の解釈でした。(よし 食える 食えるかも 食えたらいいなぁ)

と自分を励ましつつ並んでいるとまた店員さんが今度は小さなカップに飲み物をお盆に乗せて出てきました「どうぞ」って言われたような気がして、ン?日本語のわけないよねって自分に突っ込みながらありがたくいただきました。めっちゃおいしいジュースでした。

そんなこんなの一人ドタバタをやりながらやっとの思いでお店に入ってからのお話はまたの機会とさせていただきます。

ずいぶんと字が並んでしまって見栄えも悪いし面白くもないですがもしここまででもお読みいただけた方がお見えになりましたなら心よりお礼申し上げます。

またのおいでを心よりお待ち申し上げます。
つぎは食い倒すぞ~~~

peke-kael:
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