National parkでムフフの出会い

いらっしゃいませ〜
例によってお茶も差し上げませんがご自分で入れてごゆっくり楽しんでください。

前回は造詣の神様のお話でしたが、今回は生身のお話です。
超のつくほどの過密スケジュールをこなしつつ最終目的地であります
Flinders Chase National Park(フリンダースチェイス国立公園)に着きました

着きましたと言っても正確には、ずっとこの公園の中にいたわけですが(実はアドミラルアーチもリマーケブルロックもウエストベイも全部この公園の中です)あえて最後の目的地と言ったのは、この公園のビジターセンター近くの散策路に行きたかったからです。

例によってあのでこぼこ道を走って戻ってきました。お尻の痛いのを我慢してやっとの思いで到着したのが19時をすこし回った頃でした。

ビジターセンターの営業時間は9時から17時までですので当然閉まっていました。
正直言ってよくわかっていないのですが、本来ならば公園に入るには料金がかかるはずです、しかしこの広大な公園の中はどこからでも入れますしどこへでも行けますので入園料を払いにワザワザセンターに行く人は少ないのではないでしょうか。

たしか入園料とキャンプ施設使用料が22A$でツアーが32A$だったと思います(正確ではありません)。

まちがった情報を書く可能性がありますのでこれ以上書きませんが、有料施設なことは間違いありません

センターの駐車場に止めてまわりを見回すと、平坦なこの島にはめずらしく山に囲まれていました。
ちょっと大げさですがうっそうと茂っている背の高いユーカリの森の中に散策路が作ってあり自由に散策できるようになっています。

以前にも書きましたがこの季節日没が22時近くですので明るいはずですが、山と森に囲まれていますので薄暗くなっています。


センターから車に戻ってくると、一頭のワラビーが「なんかちょうだい」って言って近づいてきました。


生まれて初めてこんな間近で野生のワラビー(ノラビー^^)に出会い感激していると、トコトコと近づいてきました。

このときの動画がありますのでご覧ください。
(少し長いですが我慢我慢2分40秒あります 音声はありません)

ピョンピョンと跳ねて、ジッと見つめられるとキュンキュンします。

もう目の前まで来ますので、手を伸ばせばダッコ出来そうな距離です。

このあと散策路で上を見ながら歩いてノアラ(野生のコアラ)を探し歩きましたが、残念な事にかなり高いところでお食事中なようでカメラに収めることができませんでした。

あきらめて車に戻る時少しひらけたところでノラルー(野生のカンガルー)が何頭かチョコチョコと出てきてましたけど残念ながら山と森に囲まれていますので暗くなってきましたので、あきらめてロッジに戻ることとしました。

公園を出る頃には陽はすっかり暮れてあたりは真っ暗になりました、街灯もなく対向車もなく灯りはヘッドライトだけとなって心細いのですが、はじめての経験をしました。

それは道端に場所によってカンガルーが大勢集まって井戸端会議みたいに輪になってなにか話していたり少し走るとこんどはワラビーが群れて走っていたり、都会では決して体験できないことを経験しました。またロッジの近くまで帰って来た時に今度はポッサムが道のあちこちで走ったり立ち止まっていたりしてにぎやかでした。

キチンと自分たちのテレトリーを守り住み分けているのです。無用な争いを避けるため彼らの知恵に感心しきりです。

カンガルーアタックもなく無事にロッジに着き遅い夕食をすませ、一度見ておきたいと思った南十字星を探しに表に出ました。
天気はいいのですが生憎満月に近く月光が強いのですが、夜空を見上げると恐ろしいくらいにミルキーウエイ(天の川)が見えていました、それは空の一角が煙ったようにも見えて正直言ってすこし気持ち悪いぐらいでした。

星座アプリをたよりに探していくとなんとかそれらしいのを確認し部屋にもどり、明日に備え休むこととしました。

後ろ髪をひかれるようですが明日カンガルー島を出て都会のアデレードまで行かなければなりません。

さいわいフェリーは午後の便です、すこし時間の余裕がありますので、少し遠回りですがこの島一番の繁華街のキングスコートでちょっと買い物でもして行くつもりでしたが。

なぜか何回も通っていたロッジの近くの看板に気がひかれそこへも寄ってみたいと思い若干の時間調整をして寄ることとしました。

そこの名前はKangaroo Island Wildlife Park(カンガルー島ワイルドライフパーク)道端に小さく看板が出ているだけのところですがなぜか気になるところでした。

思わせぶりが激しいですが^^; ここで恒例の次回予告です。

何かが起こるカンガルー島最後の日
乞う ご期待

今回も最後までお読みくださいましてありがとうございました。またのお出でをおまちしております

じゃ~~ね~~  See you !!

 

               

 

 

 


 

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