大八洲の国ってどんなの?
- 古事記上巻(1)
- 古事記上巻(2)
- 古事記上巻(3)
- 古事記上巻(4)
これで大八嶋国の完成です、といっても現在の日本の形を考えてはいけません。
なぜなら当時はまだ現在の関東・甲信越以北はよくわからない土地だったので、大八嶋国には入っておりません。ただ古事記が編纂される50年ほど前には日本海側では現在の新潟県村上市あたりまでが中央政権の権力の及ぶ範囲の北限であったと言われていますし、太平洋側では私の勝手な想像ですが茨城県南部あたりまでかと思います。西の方は九州・四国や対馬や隠岐の島などかなり詳しく記述されていますが東、とくに東北に関してはこの時点では全く触れられていません。これに関しては読み進めていくうちにすこしずつ明らかになってくると思いますのでお楽しみに。[1]忘れていました権力の及ぶ範囲はもちろん大八嶋国ですがその圏外を「蝦夷(えぞ)」と呼んでいました。近世(つい150年ほど前)でも北海道のことを蝦夷地と言っていたくらいです。
なぜなら当時はまだ現在の関東・甲信越以北はよくわからない土地だったので、大八嶋国には入っておりません。ただ古事記が編纂される50年ほど前には日本海側では現在の新潟県村上市あたりまでが中央政権の権力の及ぶ範囲の北限であったと言われていますし、太平洋側では私の勝手な想像ですが茨城県南部あたりまでかと思います。西の方は九州・四国や対馬や隠岐の島などかなり詳しく記述されていますが東、とくに東北に関してはこの時点では全く触れられていません。これに関しては読み進めていくうちにすこしずつ明らかになってくると思いますのでお楽しみに。[1]忘れていました権力の及ぶ範囲はもちろん大八嶋国ですがその圏外を「蝦夷(えぞ)」と呼んでいました。近世(つい150年ほど前)でも北海道のことを蝦夷地と言っていたくらいです。
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脚注 参照
戻る1 | 忘れていました権力の及ぶ範囲はもちろん大八嶋国ですがその圏外を「蝦夷(えぞ)」と呼んでいました。近世(つい150年ほど前)でも北海道のことを蝦夷地と言っていたくらいです。 |